残クレの残価を再ローンで払いたい場合、「満期日までに申し込めばよい」とは限りません。
主要メーカーでは、最終回の約2か月前を手続き期限としている契約が多くあります。
そのため、満期まであと1か月なら、「まだ1か月ある」のではなく、すでに通常の申込期限を過ぎている可能性があります。
ただし、期限を過ぎたら必ず再ローン不可になるわけでもありません。満期直前なら、契約した販売店へ「今から再クレジットを申し込めるか」を確認します。
再ローンは満期当日に申し込むものではない
残クレで車に乗り続ける場合、最終回の残価を一括で払うほか、「再クレジット」「再分割」で再び分割払いにできる契約があります。
ただし、再ローンには申込みと審査が必要です。
メーカーによって期限は違いますが、複数社で「最終回の2か月前」が重要な境目になっています。
ホンダは「最終回2か月前の20日まで」
ホンダでは、最終回の支払方法を決める期限は最終回の2か月前です。
さらに再クレジットを選ぶ場合は、「最終回2か月前の20日まで」にホンダ販売店で申込手続きをするよう案内されています。
単に2か月前から相談を始めればよいという意味ではなく、具体的な申込期限があります。
ホンダでは最終回の8か月前から支払方法の確認も始まります。
トヨタ・スバル・マツダも2か月前が重要
トヨタでは、最終回支払日の2か月前までに契約した販売店で最終回の支払方法を申し込む必要があります。
スバルも、再分割を選ぶ場合は最終回の2か月前までに手続きが必要です。
マツダも、最終回の支払方法を遅くとも2か月前までに決めるよう案内しています。
販売店などから別の期限を指定されている場合は、その指定日を優先します。
スズキは満了6か月前から2か月前まで
スズキの残価設定クレジットでは、満了6か月前から2か月前までの期間に最終回の手続きができます。
そのため、満期1か月前になって初めて再分割を検討する場合、通常の手続き期間をすでに過ぎている可能性があります。
日産は6か月前に案内が来る
日産フィナンシャルサービスでは、最終支払月の6か月前に最終回の案内を送り、その時点で検討して販売会社へ連絡するよう案内しています。
今回確認した公式Web情報では、「再クレジットは最終回の2か月前まで」といった全国共通の締切日は確認できませんでした。
日産では、届いた最終回案内の期限を確認してください。
満期まで1か月なら「まだ間に合う」とは考えない
再ローンでは、満期まで何日残っているかより、正式な申込期限を過ぎているかが重要です。
2か月前が期限の契約なら、満期1か月前はすでに期限後です。
契約書、最終回案内、販売店からの書面やメッセージで期限を確認します。
2か月前を過ぎても自己判断で諦めない
反対に、期限を1日でも過ぎたら必ず再ローン不可になるとも限りません。
トヨタファイナンスでは、最終回の支払方法を変更できるかについて、変更が間に合うか販売店・販売会社へ早急に確認するよう案内しています。
つまり、処理状況によっては変更できる場合があります。
ただし、「期限後でも頼めば必ず再ローンにできる」という意味ではありません。
すでに期限を過ぎているなら、販売店へすぐ確認します。
「再ローン希望」と伝えるだけでは終わらない
メーカーの案内には、
「最終回の支払方法を決める期限」
と、
「再クレジットの申込手続きをする期限」
があります。
ホンダでは、支払方法自体は最終回2か月前までですが、再クレジットについては「2か月前の20日まで」という具体的な申込期限があります。
販売店には、
「再ローンを希望すると伝える期限ではなく、申込手続きを完了する期限は何月何日ですか」
と確認すると分かりやすくなります。
審査に何日かかるかから逆算しない
再ローンには改めて審査があります。
しかし、「審査は数日だろうから満期1週間前でも大丈夫」と考えるのは避けた方がよいでしょう。
今回確認した主要メーカーの公開情報では、再ローン審査について全国共通の「○営業日で完了」という日数は確認できませんでした。
申込みは、予想した審査日数ではなく契約上の期限から逆算します。
まだ3か月以上あるなら条件まで確認する
満期まで3か月以上あるなら、再ローンの期限だけでなく、
・最大支払回数
・適用金利
・月々の支払額
・支払総額
・保証人の要否
まで確認できます。
条件を見たうえで、一括払い・再ローン・返却・売却を比較する時間も取れます。
すでに2か月を切っている場合
満期まで2か月を切っているなら、販売店へ次の内容を確認します。
・再クレジットの申込期限を過ぎているか
・今から申込みできるか
・現在の最終回支払方法は何になっているか
・今から再クレジットへ変更できるか
再ローンが間に合わないなら、一括払い・返却・売却など現在選べる方法も確認します。
何もしないまま満期を迎えない
再ローンは、自動的に始まるものではありません。
レクサスの残価設定型クレジットでは、最終回支払日の2か月前までに申込みをしなかった場合、自動的に買い取りとなり、最終回金額を一括で支払う扱いになると案内されています。
すべての残クレが同じ処理になるわけではありませんが、「何もしなければ再ローンになる」とは考えない方がよいでしょう。
結局いつ申し込む?
残クレの再ローンを考えているなら、満期直前まで待たず、3か月以上前には自分の期限を確認しておくと判断しやすくなります。
ただし、本当に重要なのは「3か月前」という目安ではありません。
確認するべきなのは、
「私の再クレジット申込期限は何月何日で、今から手続きが間に合うか」
です。
ホンダ・トヨタ・スバル・マツダでは約2か月前が重要な期限となり、スズキでは満了6か月前から2か月前までが手続き期間です。
満期1か月前なら、通常期限を過ぎている可能性を前提に販売店へ確認してください。
申込後に気が変わった場合の扱いも確認します。
→ 再ローン申込後でも返却へ変更できる?
出典
ホンダファイナンス|残価設定型クレジット・バリュー保証プランの最終回支払方法についてSMSで回答したが、その後の手続きはどうしたら良いですか。
ホンダファイナンス|残価設定型クレジット(残クレ)の最終回の支払方法はいつまでに決めればいいですか?
トヨタファイナンス|完済の手続きはいつまでに何をすればいいの? トヨタ 残価設定型クレジット(ローン)
トヨタファイナンス|残価設定型クレジットの最終回の支払い方法を変更できますか?
スバルファイナンス|残価設定型クレジット:よくあるご質問
スズキファイナンス|スズキクレジットに関するよくあるご質問
マツダクレジット|FAQ
日産フィナンシャルサービス|残価設定型クレジット 最終回の支払方法はいつ頃決めればいいですか?
LEXUS FINANCIAL SERVICES|レクサス残価設定型クレジット最終回のお手続き
