残クレ返却日はいつ?|満期の何日前までに返す?

残クレで車を返却する場合、「満期当日まで乗れる」「満期の1か月前に返す」といった全国共通の返却日はありません。

実際の返却期限は、契約したクレジット会社や販売会社によって異なります。

さらに注意したいのが、「返却を選ぶ期限」と「実際に車を返す期限」は別の日付になることです。

たとえばホンダやスバルでは、最終回の支払方法を決める期限は2か月前ですが、車そのものを2か月前に返すわけではありません。

したがって、自分の返却日を知りたい場合は、「満期の何日前か」を計算するのではなく、契約書や販売会社からの案内で実車の返却期限を確認する必要があります。

残クレの返却日は「満期の何日前」とは決まっていない

残価設定型クレジット、いわゆる残クレは、最終回に残された金額を車の返却によって精算できる仕組みがあります。

ただし、契約満了日や最終回支払日が、そのまま車の返却日になるとは限りません。

実際にメーカー系のクレジット会社を確認すると、返却時期の決め方には違いがあります。

ホンダでは、販売店と日程を調整したうえで、満期月の前月10日から満期月5日の午前中まで、または車検満了日までという返却時期が案内されています。

返却予定日が販売会社の休業日に当たる場合は、その前日までの返却が必要です。

一方、スバルでは、最終回支払い月の前月10日と車検満了日を比べ、早い方までに返却するよう案内しています。

つまり、同じ残クレでも「満期まで乗って、その日に返せばよい」とは限りません。

「2か月前」は車を返す日ではない

残クレについて調べると、「最終回の2か月前まで」という期限を目にすることがあります。

ここで混同しやすいのが、車の返却期限です。

ホンダでは、最終回の支払方法を決める期限が最終回の2か月前です。

スバルも、返却・再分割・一括払いなど、最終回の支払方法を決める期限を2か月前までとしています。

しかし、実車の返却期限は別に設定されています。

たとえばスバルで最終回支払い月が12月なら、車の返却期限は原則として11月10日か車検満了日の早い方です。

「2か月前までに返却を選ぶ」
↓
「その後、決められた返却期限まで車に乗る」

という流れになる契約があるわけです。

「2か月前」と書かれているのを見て、車自体もその日に返さなければならないと考える必要はありません。

反対に、最終回支払日まで自由に乗れるとも限りません。

確認するべきなのは、実車の「返却期限」です。

返却日より先に車検が切れる場合は注意する

残クレの返却では、もう一つ確認しておきたい日があります。

車検満了日です。

メーカーによっては、通常の返却期限とは別に車検満了日を返却期限の判断に使っています。

スバルでは、「最終回支払い月の前月10日」と「車検満了日」の早い方が返却期限です。

そのため、最終回支払い月だけを確認していると、想定より早く返却しなければならないケースがあります。

ホンダも返却時期の案内の中で車検満了日を挙げています。

満期が近づいたら、

「最終回は何月か」

だけではなく、

「車検は何月何日までか」

も車検証で確認しておく必要があります。

自分の残クレ返却日はどこを見れば分かる?

自分の返却日は、インターネット上の「残クレは○日前」という一般論では確定できません。

最初に確認したいのは、契約時にもらった契約書類です。

特に「最終回」「満了」「車両返却」「特約」といった記載を確認します。

トヨタファイナンスも、車両返却の期限や条件については、契約時に渡される特約書を確認するよう案内しています。

次に確認するのが、クレジット会社や販売会社から届く最終回の案内です。

案内が届く時期も会社によって違います。

日産では最終支払月の6か月前に最終回支払いの案内を送付しています。

スズキでは、残価設定クレジットの最終回について、満了6か月前から2か月前まで販売会社で手続きができます。

ホンダは最終回の8か月前から確認を開始し、支払方法を決める期限を2か月前としています。

案内が届いたら、「いつまでに返却を選べばよいか」だけではなく、「車を何月何日の何時までに持ち込むのか」まで確認しておくと判断しやすくなります。

同じメーカーでも販売店によって確認が必要な場合がある

残クレの返却日は、地域による行政制度の違いで変わるものではありません。

ただし、契約したメーカー、クレジット会社、販売会社によって条件が異なることがあります。

特にトヨタの残価設定型プランでは、契約期間や残価保証条件などについて販売店ごとの差があることが公式に示されています。

トヨタファイナンスも、実際の返却期限については契約時の特約書を確認するよう案内しています。

そのため、「同じトヨタだから他県の販売店の記事に書いてある日で大丈夫」とは考えず、自分が契約した販売店と契約書類を基準にします。

残クレの返却について全国共通で確認できる日付を探すより、自分の契約に記載された期限を確認する方が確実です。

返却期限が近いのに日付が分からない場合

すでに満期が近いのに返却日が分からない場合は、購入した販売店へ早めに確認します。

このとき、「残クレの満期日はいつですか」だけでは情報が足りません。

「返却を選ぶ場合、実際に車を持ち込む期限は何月何日ですか」

と確認すると、支払方法の回答期限との混同を防げます。

あわせて、返却前の査定や車両確認をいつ行うのか、返却当日に必要なものがあるのかも確認しておくとよいでしょう。

すでに公式の返却期限を過ぎている場合の扱いについては、すべての残クレに共通するルールは確認できません。

自己判断で乗り続けたり返却したりせず、契約した販売店に現在の契約状況を確認する必要があります。

まとめ

残クレの返却日は、「満期の何日前」と全国一律には決まっていません。

特に混同しないようにしたいのが、

・最終回の支払方法を決める期限
・車を実際に返却する期限
・車検満了日

の3つです。

ホンダやスバルのように、最終回の選択期限が2か月前でも、実車の返却日は別に設定されている例があります。

まず契約書や特約書で実車の返却期限を確認し、車検証で車検満了日も確認してください。

それでも日付が確定しない場合は、購入した販売店に「返却を選ぶ場合、車は何月何日までに持ち込めばよいか」と確認すれば、自分の返却期限を特定できます。

出典

ホンダファイナンス|残価設定型クレジット(残クレ)の最終回支払方法を車両返却にする場合、車両はいつまでに返却が必要ですか

ホンダファイナンス|残価設定型クレジット(残クレ)の最終回の支払方法はいつまでに決めればいいですか?

スバルファイナンス|残価設定型クレジット:よくあるご質問

トヨタファイナンス|残価設定型クレジットの車両返却の手続きについて知りたいです。

トヨタ自動車|残価設定型プラン

日産フィナンシャルサービス|残価設定型クレジット 最終回の支払方法はいつ頃決めればいいですか?

スズキファイナンス|スズキクレジットに関するよくあるご質問